アーユルヴェーダのハーブ図鑑

Curcuma longa / ハラディ(ハリドラー)

ハラディ(ハリドラー)

カパ鎮静

ショウガ科

ウコン(ターメリック)の名で知られるこのハーブは、血液浄化作用があるといわれ、皮膚病などにもアーユルヴェーダでは使用されています。
ウコンの根を乾燥させてパウダーにしたもので、アーユルヴェーダの代表的なハーブの1つになります。殺菌と解毒の作用があり、パックにすると皮膚を清潔に保ち、肌をきれいにし、黄金に輝く肌に導くと知られています。美容以外にもピーリング効果もあり、最近では肝臓の働きをよくする薬としても注目されています。
インドの方ではその黄金色ゆえに縁起のよい神聖な食物と扱われていました。

 

Barberis aristata / ダールハラディ

ダールハラディ

ピッタ・カパ鎮静

メギ科

掻痒抑制として、またナスヤ(鼻のケア)、ネトラ(目のケア)など、家庭でも使用されるハーブ。
ダール(=木)ハラディはヒマラヤに生育しています。
体質改善や発汗促進、強壮剤としても使用されています。

 

Withania somnifera / アシュワガンダ

アシュワガンダ

カパ・ヴァータ抑制

ナス科

体力増強、滋養薬として使用されるこのハーブは、アーユルヴェーダでは強精作用に最も優れているといわれ、若返りのハーブとして知られています。
アシュワガンダの根は抗ストレスのハーブとしても知られており、関節痛や腰痛の緩和、血液浄化作用などと言った効果もあります。
その他にもハーブティーとしも世界では楽しまれている地域もあります。

 

Azadirachta indica / ニーム

ニーム

ピッタ鎮静

せんだん科

インド全土に生育するとてもポピュラーなハーブです。
血液の浄化や解毒作用などの効果にすぐれております。またキズ、やけどなどの応急処置としても使用されています。
人以外にも害虫などに対する忌避効果が認められると言われています。農業などにも多く使用されおり、その効果は害虫には効果を発揮し人や鳥、ペットなどには無害だそうです。

 

Acacia arabica / バッブーラム(アラビアガム)

バッブーラム(アラビアガム)

ヴァータ・ピッタ鎮静

まめ科

バッブーラム(アラビアンガム)には収斂作用と創傷治癒促進の効果があります。
収斂作用とは、肌や毛穴を引き締める作用の事で、しわやたるみを予防して軽減します。アンチエイジングにはとっても嬉しい作用です。

 

Gmelina arborea / ガムバーリ

ガムバーリ

カパ・ヴァータ・ピッタ鎮静

クマツヅラ科

消炎作用や皮膚軟化作用、強精作用があり、はれもの、じんましん等の皮膚トラブルにも使用されています。
ヒマラヤ他、インドの大部分に生育しています。

 

Sesamum indicum / ゴマ油

ゴマ油

ヴァータ鎮静

ごま科

ゴマ油には強壮作用があり毛髪を元気にし、皮膚軟化作用や乾燥から皮膚を守ります。長期的ではなく短期的に元気にさせてくれる作用になります。
他にもごま油には浸透しやすいという性質があり抗酸化作用も発揮します。
薬草で製剤したゴマ油は、アーユルヴェーダで多く使用されます。

 

Acorus calamus / ショウブ

ショウブ

カパ・ヴァータ鎮静 ピッタ増大

さといも科

日本でもショウブ湯などでおなじみのショウブ。
抗炎症や鎮静作用があり、強壮、強精剤にも使用されます。ショウブ湯は梅雨のヴァータを抑制します。インド、ミャンマーなどの湿地帯に生育してます。
紫色の花が咲く花菖蒲とは別ものでこちらはアヤメ科になります。

 

Cinnamomum zeylanicum / ニッケイ

ニッケイ

カパ・ヴァータ抑制 ピッタ増大

クスノキ科

セイロンニッケイ別名シナモンとも言われており、日本ではシナモンと言われる方が分かりやすいですね。
ニッケイは、アーユルヴェーダの4大芳香薬の1つで防腐、消炎、鎮静作用も有ります。
南インドなどに生育しています。

 

Santalum album / チャンダン(ビャクダン)

チャンダン(ビャクダン)

ピッタ鎮静

びゃくだん科

悪臭除去や灼熱間の鎮静に優れ、血液浄化作用があるといわれています。精神的なストレスや不安症などにも効果・効能があるとされていて、頭痛や不眠症などにも効果的です。その他にも体を冷やすといった効果もあります。
また皮膚の色向上やかゆみの抑制作用があります。

 

Rosa centifolia / タルニー(ローズ)

タルニー(ローズ)

ピッタ鎮静

ばら科

保湿、芳香、炎症鎮静作用があり、皮膚の色を向上させます。
ローション、点眼薬としても使用されています。
ラジャスタン州に豊富にあり、インド全国で栽培されています。